2014年3月20日

市営船村記念館!ならぬことはならぬものです!

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市民の不安や不満、反対の声を置き去りにしたまま、総工費10億円の船村記念館の建設が始まった。年間310日営業、入場料500円で一日180人の客を見込んでいる。市営の記念館となると、市職員が「いらっしゃいませ」と受付や接客にあたることになる。

変じゃないか?当の船村氏の会社である喜怒哀楽社は一銭も出さぬまま、日光市はどこまで市税を投入し続けるのか?!個人の記念館に対してこれ以上、公費を費やすことにストップをかけねばならない。

同じ敷地に建つ商業棟は「おあしす今市」が建物を買い上げ、各商店がテナント・賃料を支払って営業する。ならば記念館も当然そうするべきだ。高額な建設費や企画設備費に見合った貸し館料をいただいて、喜怒哀楽社に必死で客寄せをして運営してもらおう。このまま市営となったなら赤字でも市が補填して行くことになる。

厳しい財政状況の中、ならぬものはならぬのです。

その上、最近、斎藤市長は「船村記念館は私が進めているわけでは無い。商工会議所とオアシスいまいちが発案した」と逃げ腰。昨年暮れの私の一般質問に対しても、「私が市長になる前からのまちなかの悲願だった」と。

調査もしていないから集客見込みも分からぬまま、根拠の無い収支計画を立てて進めてきた市長の責任は免れない。

ふたこと目には、法定協議会は市が立ち上げた公式なものだから、と言うが、この中心市街地活性化事業の主体はあくまでも市。その責任者はやはり市長なのだ。ここに及んで、他人のせいにするのは往生際が悪すぎる。

とにもかくにも、10億円の公費をかけた建設費に見合うだけの賃料をしっかりと戴こう。市が丸抱えで運営してゆく「市営船村徹記念館」など許す訳にはいかない。

人口減と高齢化!待ったなしの日光市

日光市は別表の人口推移からも明らかなように合併してから約7,000人の人口が減り、その減少率は14市の中では那須烏山市に続き2番目となっている。同じく市民一人あたりの市の借金も558000円で大田原に次いで2番目に多い。平成24年に28.7%だった高齢化率も32年には34.6%となる予想が出ている。

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(14市の人口推移:出典:栃木県の人口)

雇用を増やして若者を地元に引き留めよう!

日本の地方自治の多くは右肩下がりの現象とは言え、とりわけ日光市の将来は決して安心出来ない。市民の納得の行く打開策を講じねばならず、産業の振興は必須施策となる。土沢インターチェンジ付近への産業団地の整備はすでに進んでいるが、他にも雇用を生むインターパーク・アウトレットモールの建設も考える。これは鬼怒川・日光への「ゲートタウン」として観光客を呼び込む足掛かりとなる。
また、藤原に、3千・5千人規模のコンベンションホール(大型集会場)を建てたなら各団体の全国集会や国際会議も誘致できる。集会には分科会がつきものだが、各ホテルが宿泊も含めて対応出来るため宇都宮よりも便利だ。そして全国大会となるとオプショナルツアーとして、集会の翌日に観光ツアーがセットされるので、その誘客効果は大きい。
また、大型施設が出来るとこれまでの1000人規模の観客では呼べない芸術や文化の公演も可能となる。
もちろん、アウトレットモールも集会場についても慎重で綿密なマーケティング(市場)調査を重ねた上での事業となる。調査結果は市民の皆さんにすべて公開し、知恵と意見を出して戴く。
無駄なハコモノになるか、有意なハコモノになるかは、よくよく考察・研究せねばならない。
そこに民間シンクタンクの調査力や分析力を駆使する。行政がやらずとも、企業が乗ってくる事業もある。この先、官の力だけでは知れている。企業の力、市民の力、行政の力三種を合わせてこれからの日光市を進めて行きたい。とりわけ企業のシビアな視点は、間違いなく日光市を逞しくしてゆくだろう。

ひとりぼっちにしない!

団塊の世代が高齢者入りし、いよいよ捻りはちまきで取り組んで行かないとならない時代が来た。国の施策を待つだけでは、この広い日光市の高齢者施策は追いつかない。福祉はいつも現場からは発信されるものだ。決して厚生労働省のパソコンから市の担当課へ流れる制度だけでは解決できないことが多々ある。雪深い山の中や空洞化が進んだ町の中でひとり暮らすお年寄りは、誰とも話すこと無く夕方には声が出なくなる。皆がみなご近所付き合いがうまく行くとは限らない。それはよーく分かる。それでもそれでも、何とかしたい気持ちは募る。
「ひとりぼっちにしない」これは議員の時に、北海道浦河町の「ベテルの家」を尋ねたときの標語だ。ひとりの牧師さんが始めた精神障害者との共生の想いが幾重にも拡がっている町だ。人生につまずいたら浦河に行く「今日も明日も問題だらけそれで順調」そんな言葉が私たちのの小さな殻を大きく破ってくれる。道ばたにうずくまってもの想いにふける人を見かける「排除しないまち」海が見える丘を馬たちが光りながら走っていた。
10年間、毎月発行してきた元気ネットニュースも今回で終わります。
長い間、ご愛読いただきまして本当にありがとうございました。

見たくない あなたの泣き顔、
そのためにこれからも歩き続けます。
そして あなたの笑顔が見たいのです。
また会いましょう!