Category Archive: 若者たちへ!

元気ネットニュース2015年3月号

1. ちょっとイイはなし

あるイチゴの観光農園のはなし。今、イチゴ狩りが若い人たちに人気がある。若者たちによると、デートをするのに「イチゴ狩りに行かない?」というのがちょっとおしゃれで、デートに誘いやすいのだそうだ。
この間3組のカップルが、イチゴ狩りを機にお付き合いを始めた、との今嬉しい報告があったという。観光と農業と婚活、まさにトリプルWINな素敵な話だ。
それだけではない。ひとつの農園がヒットするとタクシー会社も繁盛する。中には1日に12回もお客さんを乗せて来たという運転手さんもいた。こうなるとトリプルWINどころではない。
似たような話で、ある畳屋さんが「私のお客さんは観光客だ」と言っている。? その畳屋さん、旅館の畳を敷いているのだそうだ。

このように、地域の活性化とは風が吹けば桶屋が儲かる式にどんどん膨らんでゆく。そこで知らないともったいない話もちょっとだけ。

2.知らないともったいない!

地域資源の活用として、5つのふるさと名物応援事業という国の事業がある。

  1.  中小企業・小規模事業者が、異分野の事業者と共同で行う商品・サービスの開発などにかかる費用の2/3を補助する(上限1000万円)
  2. 中小企業・小規模事業者が、地域資源活用や農商工連携により行う商 品・サービスの開発などにかかわる費用の2/3を補助する(上限500万円)
  3. 小売事業者等が、製造事業者と連携して「ふるさと名物」などの販路開拓に取り組む際にかかる費用を大企業には1/2中小企業には2/3補助する(上限1000万円)
  4. 複数の中小企業・小規模事業者が「ふるさと名物」などを地域ブランド化するための取り組みを行う場合の費用の2/3を補助する(上限2000万円)
  5. 地域資源を海外展開させるため、国内外の専門家などを活用して行う、ものづくり、食、観光等の地域資源の発掘や、海外向け商品の開発などの取り組みを支援する。

以上は、中小企業庁創業・新事業促進課の27年度予算のほんの一部を抜粋したもの。他にも「若者・女性・シニア等の中から地域の中小企業や小規模事業者が必要とする人材を発掘し、紹介・定着まで一貫支援する」というのもある。その他、下請け業者の自立化、販路開拓などに対するものなど、盛りだくさんの補助金がある。
知らないために予算が使われずに残ってしまう補助金もある。
さらにこんな注釈があるので、ちょっとおかしかったけど、いいね!と思った。

「補助金申請のための負担を軽減させるため、申請書類は原則3枚以内にします!」とある。書類の煩雑さによる垣根を低くしようと一生懸命なのだ。
商工会議所では商業者や工業者だけではなく、農業者の相談にも乗っており、これらの補助金についても相談から申請まで一緒に考えてくれるという。
これらは融資ではなく補助金なので気軽に相談してみるといい。それに全国の成功事例なども聴いてみると、次の一手が何かしら見つかるかもしれない。
餅屋は餅屋、それぞれが得意分野で手を結んでゆくことは意外な力になるはずだ。この他にも、地域創生事業というのがあり、大都市に一極集中する人口を地方に散らし地域を活性化するための新たな一手がある。
知らなきゃ損!そんな予算がたくさんある。  とにかく目ざとく引っ張った地方勝ちだ。

3.ウサギ追いし彼の山

私の生まれは北海道。(1953年1月生まれ・B型)
私の父が若いころ、農業をやりたくて単身で北海道へ渡り、やがて道南に土地を求めて酪農をはじめ、そこで私が生まれた。
私のちさこという名も父が月寒の農場で住み込みで働いていた時、気立てのよい働きものちさというお手伝いさんがいて、それでその名をいただいて、私はちさこという名前になったそうな。
だからさちこではなくてちさこなのだ。
子ども時代は朝から日が暮れるまで真っ黒になって野山を駆け回り、鳥や魚、野ネズミを追いかけ回して遊んでいた。草藪の中で遊んでいるため、しょっちゅうウルシにかせて顔がパンパンになった。それでも休むことなく右手にたも網、左手にバケツが毎日の私のお決まりのスタイルだった。
ところが、残念なことに私が小学校6年の時に、父が身体を壊し、やむなく農業を諦めて宇都宮に来た。あまりの文化の違いにしばし不登校にもなった。が、すぐまた元気になり今度は八幡山の瓢箪池のザリガニ釣りに興じた。遊びに遊んだ楽しい日々のおかげで、身体は丈夫!今でも渓流釣りやバードウォッチングは大好きだ。夢は今もめぐっている。

4.想っても想っても ~若者たちへ~

想っても想っても想像しきれないことがある。
私にとって戦争がそのひとつだ。このところ、NHKの朝のドラマで戦争のころの話が続いている。送り出す立場もそうだが、行く立場も想像を絶する。すべての日常を捨てて銃を持ち戦地に向かう。生命を失くしても骨は無く、兵士の名が書かれた紙が一枚入った骨箱だけが戻ってくる。それを見ながら出征してゆく若い男性たち、本人も送る家族も胸が張り裂けそうな想いだろう。日常の一切を捨てて戦地へ向かう。万歳の陰にはどうにもならないやるせなさや悲しみがいっぱいだったろう。そして戦地での辛い日々。
どうあっても戦争は起きてはならないものだ、とつくずく思う。
素直にそう思う。人が人を殺し、人が人に殺される戦争。
今、自衛隊が戦地に行けるか否かを国会で議論している。
行ってはだめだ!
大義ではなく、一人ひとりが生命を守ることに徹すること。
生命を捨てても守る大義や利益とは何なのか。
石油と生命を引き換えにするのか。
国のために国民の生活を守るために・・・
戦争にはそんな言葉がいつもつきまとう。
若者たちよ、嫌なものは嫌だ!と素直に言おう!
言えるうちに! 党派を超えて!